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バルイベント、参加するべきかしないべきか

数年前にもこちらのコラムで各地でバルイベントが開催され、盛況だとお伝えしましたが、それから数年後、バルイベントの数はますます増え、主要ステーション駅周辺のみならず、各市や町単位でバルイベントが開催されるようになり、今やバルイベントは当たり前の恒例行事となりました。

筆者は大阪キタを中心に活動していますが、こちらの地区では2月に一回程度なんらかのイベントがおこなわれていて、主催者も数社入り乱れる状態である意味飽和状態が起こってきています。それでもイベント自体の集客力は凄まじく、バルイベント当日週末ともなれば各店舗長蛇の列ができているのを目にします。

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バルイベントがまだ物珍しかった時とは違い、どのバルイベントに参加するのかもお店にとっては重要なファクターとなりそうです。

というのも、さきほど筆者が参加したバルイベントは、大阪キタ地区のみならず、周辺の地区(電車にのらなければ移動できない場所)でも同時に開催されるイベントであったため、お店側もそれほどの集客を想像できていなかったのか、通常営業を行い、予約もバンバンいれていたお店も多く、バルイベントの客を全て断っている状態でした。

そんなことをされたバルイベント客は面白いわけがありません。私の個人的な意見になりますが、そんなお店は、味も確認していませんが、二度とそこを訪問したいとは思いませんし、このイベント自体も二度と参加したくなくなりました。
その後何軒か断わられ、仕方なく他のイベントに何度も参加している人気店に行くことにすると、そこは常に満席の人気店にもかかわらず、すぐに通されて、とても気持ちのよい接客を受けることができました。後から聞くと、そのお店はバル用に席を確保するために、週末にもかかわらず予約数を制限していたそうです。当然ですが、参加者はよい印象をもつことになり、その後のリピートにつながるでしょう。

実際、私もそのお店は昔バルイベントで利用してリピーターになり、普段からよく利用しているお店でした。(残念ながら今回は最初の訪問ではありませんでした)

参加するらそれなりの覚悟を!

バルイベントに参加するにあたっては、それなりの覚悟が必要だと思います。小さなお店でも数百人の客が押し寄せることも少なくありませんので、数量、オペレーション共十分な準備が必要です。

バルイベントの客は食べあるきが目的の人も少なくなく、リピーターにつながりに行いという話も聞きます。しかし、今回の筆者なようなマイナスイメージを植え付けるようなことがあると、リピーターどころか、サービスを提供する前にクレーマーにすらなりかねないといえるでしょう。今はだれでもネットで情報を公開できる状態にあるので、このようなことは十分に注意したいですね。

週末は特に予約客なども多く稼ぎ時なのはわかりますが、バルに参加するのであれば、ちゃんと席を確保し、準備も十分することは当然でしょう。それが嫌なら参加しない選択のほうがよっぽどよいと思います。中途半端な気持ちで参加するのであればその後の集客にも悪影響もあたえかねません。

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